
このような疑問にお答えします。
ネスプレッソを所有しているので、それを使って実際に抽出量を変更してみます。
本記事では、ネスプレッソから抽出されるコーヒーの量を変更する方法について紹介します。
ネスプレッソは抽出量を自由に変更できますので、自分の好みの量にアレンジして楽しみましょう。
ネスプレッソで量を変える方法は2つ
ネスプレッソでコーヒーメニューを作る場合、機種により「エスプレッソボタン」や「ルンゴボタン」など、ボタンの種類が決まっています。
エッセンサミニの2つのボタン
そのため、機種によって作れるコーヒーの量が決まってしまうように思いますが、量を変更することは可能です。
量を変更する方法は以下の2つです。
- マシンの抽出量設定を変更する
- 抽出後にお湯を足して量を増やす
エスプレッソにお湯を足すレシピは「アメリカーノ」というメニューになります。
アメリカーノの作り方については以下の記事で紹介しています。


本記事では「マシンの抽出量設定を変える方法」について紹介します。
ネスプレッソの抽出量設定を変更する方法



まず、抽出口にカップを置きます。
抽出量を変更したい方のボタンを押し続け、好みの量でボタンを離す。
ボタンが3回点滅したことを確認し、設定完了。(少し色を付けました)
今回は150mlを狙ってボタンを離しました。
ボタンを離してから抽出が止まるまで若干のタイムラグがあるため、少し早めに手を離した方がいいです。
エッセンサミニでは「約20〜250ml」の範囲で抽出量を設定できます。
カプセルを入れて再度抽出すると、このような量になりました。
クレマ(泡)を含めてカプセルなしのときと同じ150mlくらいです。
抽出量自体は減っています。
カプセル内のコーヒー粉などに吸収された分ということですね。
以上、設定変更方法は「長押しして離す」それだけ、簡単です。
ネスプレッソでは◯mlという数値で設定することはできず、目分量での設定になります。
カプセルなし・カプセルありでは出てくる量が少し異なるので、正確に設定したいならカプセルをセットしてやりましょう。
ただ、失敗するとカプセル1杯分(80〜100円)が残念な結果になってしまうため、僕はカプセルなしで設定変更しています。
抽出量を200ml以上にした場合、過熱による故障を防ぐため、1回抽出したら5分以上の間隔をあけましょう(取扱説明書より)
抽出量を初期設定に戻す方法
抽出量を変更したあと、初期設定に戻す方法はとても簡単です。
- マシンの電源を切る(2つのボタン同時押し)
- ルンゴボタンを5秒間押し続ける
- 2つのボタンが3回点滅することを確認し完了
エッセンサミニで初期設定に戻すには「ルンゴボタンの長押し」ですが、機種によってボタンは変わります。
ちなみに、エッセンサミニの初期設定値は以下の通りです。
機能 | 初期設定値 |
ルンゴボタン | 110ml |
エスプレッソボタン | 40ml |
自動電源オフ時間 | 9分 |
簡単に戻せるので、気軽に抽出量設定を変更して問題ありません。
家族で好みの量が違う場合の工夫
ネスプレッソの抽出量設定はボタンごとにできます。
そのため、使っていないボタンがあればそのボタンを利用して、抽出量を変更しましょう。
僕の場合、飲むのはエスプレッソばかりで、ルンゴボタンはほとんど使いません。
もし家族で多めの量で飲みたいという人がいれば、ルンゴボタンを使って設定変更してもらいます。
結果的に、ボタンごとに誰のボタンか使い分けていくような形になりますね。
以上のように、家族の中で好みが違ってもボタンの数までなら対応可能ですよ。
(初期設定に戻すと、全てのボタンが元に戻ってしまうので注意)
ネスプレッソは「量が少ないエスプレッソだけ」は勘違い
ネスプレッソは名前から「エスプレッソ専用マシン」と思われがちなのですが、抽出量を変更できます。
ただ、取扱説明書には以下のように書かれています。
カプセルは、初期設定で抽出したときに最適な味わいになるように設計されています。
そのため、基本的には初期設定で飲むことをおすすめしますが、人それぞれですので自分の好みに合わせましょう。
ネスプレッソを購入したら設定を色々変更して試してみるといいと思います。
ネスプレッソマシンの購入は以下から可能です。
マシンの種類については以下の記事で紹介しています。


以上、ネスプレッソの抽出量を変える方法についてご紹介しました。



ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回は以上です。